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地震リスクマネジメントについて

地震リスクマネジメントとは

 

地震リスクマネジメントとは、地震災害によるリスクを総合的に判断し、最小化する方策を考えて実行することと定義されています。

この手法を用いることで、建物のどこを重点的に補強するか・危機管理や防災体制をどう整備するかなどの課題に対して、最適な策を用意できるのです。

基本的には、「リスクの確認→リスクの評価→リスク対策の実行」の3ステップで考えます。

 

1.リスクの確認

どんな被害が生じるのかを複数想定します。直接的な被害だけでなく、間接的に生じる経済的損失も考慮する場合が多いです。

 

2.リスクの評価

リスクマネジメントにおいて最も重要なステップです。高度な技術が必要で、発生する可能性があるすべての事象を想定します。そして、それらがもたらす影響を予測し、予測結果を定量的にあらわします。

 

3.リスク対策の実行

リスク対策には、「リスクの低減」「リスクの転嫁」「リスクの保有」の3つがあります。総合的に判断し、最適な組み合わせで対策を実行します。

地震災害のリスクを低減するには様々な方法があります。重要なのは耐震性を高め、地震災害の発生確率を小さくすることです。

水道・ガス・電気などのライフラインに関連する建物や施設であれば、一般の建物よりも高い耐震性を持つ設計が必要となります。また、地震リスクマネジメントは、単に構造物の減災対策を目指すのではなく、損害に対して損失をできるだけ最小限に抑える対策にも有効です。建物や施設の性能によって被害損失の対象は異なるため、それぞれの状況に合った対応をすることが大切です。

地震リスクマネジメントは、地震が発生した際にどう復旧するかのシナリオや準備に役立ちます。

 

 

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2018.07.09

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