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地震に強い建物についての基礎知識~基礎と骨組みについて~

地震に強い建物とは~基礎と骨組みについて~

 

地盤と揺れには、深い関係があります。建物を支える地盤は、地震時の安全性に大きく影響します。

超高層ビルやマンションなどの建物の基礎には、大きく分けて「杭基礎」と「直接基礎」の2つがあります。

 

■ 杭基礎

地面の深い位置まで杭を打ち込み、建物全体を支える基礎です。表層地盤がもろくても、長い杭によって地下深くの硬い地盤まで杭をのばし固定させ、基礎を施工します。

 

■ 直接基礎

建物全体を直接地面で支える基礎です。表層地盤が硬い場合に採用することができます。地表から一定の深さまで掘り下げ、そのまま支持層に基礎を施工します。

超高層ビル・マンションでは、地震時に作用する水平方向の力により、建物全体に大きな転倒モーメントが働きます。そのため、低層部の建物幅を広げて安定的な形にしたり、粘り強い杭や剛強な杭を用いたりして、地震に耐えられるような基礎構造にする必要があります。

また、地震エネルギーを吸収する柔構造も重要なポイントです。地震対策の強化として、制振構造や免震構造を建物に組み込むと、大きな地震が起きても建物の被害を最小限に抑えることができます。制振構造や免震構造は、高層ビルなどを中心に多くの建物が積極的に採用しています。

 

 

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2018.07.09

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