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地震の被害に関する基礎知識~規模と地震動~

地震の被害を左右する規模と地震動の関係

 

プレート運動により地中に蓄積されたひずみが限界に達し、断層が破壊する現象が「地震」です。そして、地震による地面の揺れを「地震動」といいます。

地震の大きさはマグニチュードで表しますが、地震動はある特定の地点における地面の揺れを表し、加速度を目安にすることが多いです。

一般的には、『地震の規模が大きい=断層の面積が大きい=いつまでも揺れが続く=地震動の継続時間が長い』ということになります。地震動は震源から遠く離れるにつれて小さくなっていく性質があるため、大規模な地震が起きても遠くで発生すれば揺れはそれほど強くありません。

しかし、都市部の直下で起きると、断層運動の影響を強く受けます。断層そのものの動きが直接地震動に大きく反映されることもあり、地震の大きさ(マグニチュード)は小さくても、極めて強い地震動が生ずるケースがあるのです。建物にとっては、地震というよりは地震動に着目する必要があります。

地震動の強さは加速度を目安にしますが、地震による被害は加速度に加え、スペクトル(揺れの周期)や継続時間も問題となります。また、地盤と建物の相互作用も、地震防災を考える上で重要なポイントです。

 

 

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2018.07.09

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